「田舎には仕事がない」は本当か。

地域おこし協力隊を辞めて1か月。
これまでに仕事のオファーが3件あった。
介護施設、飲食店、そして観光協会(!)。
(うち1件は、知らないおじさんが突然家に訪ねてきた。人伝で「あの家に無職の女性が住んでいる」と聞いて来たらしい。そんな雰囲気の地域です。)

最寄りのスーパーにも、近くのガソリンスタンドにも、従業員募集の張り紙がある。
協力隊だった頃、市役所の臨時職員を募集したがなかなか集まらないということもあった。
私の印象では、仕事がないどころかむしろ深刻な人手不足だ。

実際には、若い人がやりたいような「仕事がない」ということなんだろう。
たしかに、正社員募集という話はあまり聞かない。国東市に移住してくる人はほとんどが65歳以上だし、若い人では自営業が多い。家族を養うのに充分な収入を得られるような仕事がないから、自営以外の若い層が移住できないという理由もある。国東市出身の子どもたちは仕事を求めて市外に行ってしまう。その結果、様々なサービスを必要とする高齢層の割合がより増えて、また労働力が足りなくなる。負のスパイラルにはまっている。

「田舎では生活費が少なくてすむのだから、ワークシェアリングのように、少ない仕事を少ない給料で分け合えばいい」というのは理想論で、5人家族の移住者さんが言うには「家賃はたしかに安いけれども、車を持たなければいけないし、生活費全体としては安くなった気がしない」とのことだ。
これでは、少ない給料では行き詰まってしまう計算になる。
(私はひとり暮らしだし、もともと車も持っているので、生活費は安くなっている気がしている。)

ならば、どうすればいいのか。
残念ながら、私はその解答を持ち合わせていない。(しかも私がその労働力になる気もない。)とりあえず、ひとつ問題があるということがわかったので、可能性を探しつつちょっと見守ってみようと思っている。